あっちの聖天様、こっちの聖天様とご利益を求めてさ迷い歩く。
仏法だとかは関心ない。
というより本当はそんなの聖天様のご利益になにもつながらないと思ってさえいる。
ただのつけたしの道徳話だと思っているんでしょうね。
共通するのは必死に祈り倒したり、何か捧げたりすれば代わりに聖天様がご利益をくれるという考え。
代償として・・・
西洋の悪魔崇拝と同じ構造。
でも自在神力の聖天様が人間からもらいたいものなんて本当は何もないのにね。
ましてけち臭い金額や絵馬なんか上げても聖天様はものとしてそれが欲しいわけじゃないに決まっています。よしんば大金だろうと聖天様自身には必要ないでしょう。
そういう人にはよく毘那夜伽が感応しますね。
聖天様信仰してるとかいうけど、実は毘那夜伽。
こういう人の特徴は考えも毘那夜伽。
人の成功をケチつけたり、邪魔するのが好き。障礙神ですから。
自分だけ得するというのが好き。それですぐ得意になる。
自分を大した奴だという。それでいてケチ。
社会や人のための奉仕とかなんにも考えない。
そんなのお金が要らないほどある人のすることとしか思わない。
これ乗っちゃってる人結構いますね。
毘那夜伽はこういう人みつけては成功させるるふりしといてぱっと引く。
どん底に落とす。吠え面かかせる。
それ見て毘那夜伽はとても喜ぶんですね。
そういうのを善導しているのが聖天尊ですから厳しい方なんです。
毘那夜伽とねんごろにしている人には聖天様は知らんふりです。
だからそういう人には概ね注意しても無駄なのでやんわり理由つけてお断りしています。
