本当はここにいて・・・

ひさしぶりに奥の院で「修法」すると、本当はここにいて常に御給仕する必要があるのになあ…と思う。

だから短時間だけど護摩堂で護摩焚いて、聖天壇で華水供して、大壇で本尊供してみたいなことを一人でして回る。

前は浴油までして帰っていたけど、ここまで一日すると時間的に難しい。

で、往復8時間かけて行ったり来たりする。これを雪の時期を除いて毎月する。今の私のちょっとした修行モドキです。

でも体はひとつだし、帰りにいつも「・・・もう帰るのか？」といわれてるようでちょっと寂しい感じが伝わってくる。

神様でも淋しいのかしら・・・

「神は人これを尊ぶにより貴しとす」というのでやはり拝むものがいないとお寂しいんでしょうね。