肩が痛くても人の御祈願というものは待ってはくれません。
昨日は昔から伺っているオステオパシーの先生を尋ねて少し痛みは軽減しました。
さて、緊急の大きなご依頼がありましたが浴油供だと結願まで七日間かかる。
かといって浴油中の護摩は歓喜天尊が「なんで浴油中にわざわざ、余尊の修法をするのだ!」と不機嫌になる。
そういう方です。
鎌倉道場は小さな寺ですからは護摩堂などなくなんでも同じ壇でしておりますので。
それで壇構えを変えないで済む水歓喜天供を修行しました。
この本軌は歓喜天の儀軌にはなく十一面尊の儀軌によるものです。
現行法では香を入れよとはいわないのですが、儀軌では香水にいれよというので今回は白檀を入れて修行。
注ぐほどに得も言われぬ香が立ち込めます。炊くより香る。こんなことってあるんですかね。
花のような香りで不思議。
あるいは霊的な香りなのかな(笑)
こちら十一面尊の灌仏像。
歓喜天のほうは秘仏でお見せしませんが、六臂の銀天単身天 特注ものです。
観音様を注いだ水で尊天を沐浴します。
一座でしますと各々700辺の沐浴で結構骨です。
まあ、好きなので一向苦にはなりませんけどね。