金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

霊狐「三種の神器」を語る。

昨日の「勾玉」の続きです。夜遅く時間がなかったので書きませんでした。

三種の神器の勾玉もそういうことらしい。
「ついでにいうと鏡はな、あれは蛇の目だ。カガというのは蛇だ。カガチという。
カガが見る故、カガ見なのだ。だから丸く作る。
伊勢の大神の鏡は八陵鏡だがあれは光の出づるさまをあらわす。籠目もそうだ。古くはカガメ、蛇の目だ。真実を見著わす故そういう。
天岩戸であれをかけて隠れている日の大神・天照大神の身をとどめたというだろう。太陽が鏡に映って光を天地四方に放つ故「籠目」の形をとるのだ。
八咫鏡は大きさではなく最も優れたるを八咫という。ヤタガラスもそうだ。」

「剣は鞘から出るあり様は蛇の脱皮を著すのだ。そもそもヤマタノオロチの尾から出たものだからな。蛇の身なのだ。
草薙の剣は焼津で草を薙いでこちらから火を放ちしよりそう呼ぶと言うが諸々のこと、つまりくさぐさのことを平らげる霊力をして草薙という。まあ、神道(シントウといわずシンドウと濁って言われた)でいうわれらが奇御魂のはたらきをいうと思え。」

と思わぬ講釈をしてくれました。何だか蛇ずくしだな~と思っていたら
「そもそも神道は龍の教えだ。それをいうなら皇祖ももとのもとはが竜宮の八尋鰐の末裔であろうが」