霊能者や行者で自分の守護神はお不動様とか言う人もいますが、実際は不動明王系の護法がついているというのが真相。
これは弁才天で観音でも同じような構造。
その方がずっと多い。
それであっても結局はお不動様と通じているので守護神はお不動様と言っても嘘ではないです。
会社から人が来るようなものですから。
営業で○○商事から参りましたと言っても外交が来るので社長が来るわけじゃない。
要するにメッセンジャーが来るということです。
不動明王自体は巨大な集合無意識だからそれ自体が基本的には働きかけてくることはない。こちらが働かねば。
それを三密修行と言う。
だから我々の方に仏から来るというその役割は実際は護法たちがしている。
神々の場合は実類のものは個体なのでむこうからくることはある。
護法の内、名を名乗るものは上位の護法で独自の働きが許されている。
そもそも不動の八大童子などはそれだが、今はもうそれも集合無意識的な存在になっていると思いますね。
衿伽羅童子の下にも無数の衿伽羅と名乗る神霊がいる。
スピリチュアリズムで言えば背後霊。
その霊の所属する背後霊団が本尊ということになります。
護法が背後につくのは究極的には護法自らの修行のため。
決して甘い顔はしません。それで時には分かっていて辛い体験を味あわせます。
それで鍛えてくる。ジャッキーチェンのカンフー映画の老師みたいな存在。
守護神ついたら人生はスイスイ行くなんて言うのは霊感商法か想像だけでものを言っている人だね。
煩悩や物欲オンリーに染まりだしたら黙って離れていく。
だから当初はすごいマジメな行者さんだったのに、ある程度成功したらあぐらかいて欲に染まりただの俗物になって急速に通力失う人がいるのはそのためです。
商売もそうです。
商売の神さんだってビシバシしごいてくる。
神様が背後にある商売は理念を見失いただの欲にまみれたら倒産です。
ドンだけ儲けたって悪くないけど理念を貫くための利潤追求です。利潤追求しかないのは駄目だね。
別に御リッパな人になる必要はないですがブレないこと・・・そこを存知していないと守護が失われて後半商売ズタボロです。