金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

1月滅罪会の感想その12  善龍庵

 

 この世は苦楽順逆、良いことも悪いこともあって当たり前。

そんな中でも、焦点を当てたところが膨らんで行くと言う法則があります。

無理にポジティブシンキングにならなくても、悪いことがあれば反面、必ず良いところがありますので、そこに着目する癖をつける。さらにはそこに感謝していくと良い点がどんどんどんどんと広がっていきますよ。

 

泣いて暮らすも50年。笑って暮らすも50年。

泣いて暮らすも笑うのも心一つの置きどころ。

 

【ここから頂いたメール】


大森先生


日頃よりのご教導ありがとうございます。
○○でございます。


昨日結願の滅罪会,ありがとうございました。
毎朝,お仏壇,神棚,裏庭にお祀りしてある延命地蔵尊,聖天さまのお札,摩利支天尊のお札…に手を合わせています。(1時間半くらいのおつとめ時間です(^^;))
その中に先週から滅罪会も含めて拝んでいました。
滅罪会の結願の日,聖天さまや摩利支天尊への読経,真言に没頭(?)できた感があります。(結願翌日の今日も(!)そうでした。)
表現が難しいのですが,拝んでいて,なんだかいつにも増して充実感のようなものが得られるのです。


また,ブログにご紹介があった,「感謝の気持ち」もそのとおりだと思いました。
ヒステリックな妻,なんだかよく分からない我が儘な理屈を言う父,高2にもなってまだ反抗期でだらしない息子
…に,これまで右往左往していたことが多かったのです。怒りもこみ上げます。


しかし,滅罪会で,過去の楽しかったエピソードが思い出され,
妻には「家事や子育てに頑張ってくれてありがとう」
父には「自分をあたたかく,しっかり育ててくれてありがとう」
息子には「生まれてきてくれてありがとう」
…という気持ちが出てきました。


家庭内のゴタゴタの芽はまだまだありますが,以前と比べると随分と平穏です。(何か起こっても,随分早く平穏に戻るようになりました)


神仏・ご先祖様に感謝します。
大森先生のご教導に,改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

(※この方は施餓鬼供養をはじめ、善龍庵の各種行事に熱心に参加されています)

 

追伸