金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

荼吉尼天様への報恩

信徒様
「羽田守快先生
 
荼枳尼天様と大黒天様のお札を授かりました、○○でございます。
 
この度は、荼枳尼天様、大黒天様に何かお礼をする方法があればと思いご連絡をいたしました。
 
朝晩のお祈りで、特に荼枳尼天様は私の知人のご加護をお願いしております。
 
9月ぐらいにお礼をと思っておりましたが、すでに私の祈りを聞いてくださり、強いご加護を示していただいていることを感じております。
 
荼枳尼天様にお礼の気持ちを具体的に表現するため、例えば何かお供えをお送りすることはご迷惑になりませんでしょうか。
 
ご多用のところご返信を請うようで大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
 
羽田
「おはようございます。
ご加護の程度によりますが普通はご自分の所の慈光荼吉尼天様の御幣に美味しいものでもお供えし、感謝を表現すればいいのだと思います。
お酒や稲荷ずし、お餅などでいいでしょう。
 
いったいどのような御加護を感じられたのでしょう。差支えない範囲でかまわなければブログで掲載させてもらうと同じ慈光荼吉尼天信仰の励みになり、荼吉尼天さまへの御恩返しにもなると思います。」
 
 
信徒様
「羽田先生のご指南の通り、御幣にお酒とお餅をお供えし、手を合わせました。
 
ご相談を差し上げだ時は気がつかなかったのですが、実は荼枳尼天様は私の思う方のご加護をしてくださっているのではなく、私を救ってくださっていることに思い至りました。気がついた瞬間は、やっと気がついたか、と言われているような気がして、かたじけなさに涙が出てしまいました。(美容院で髪の施術を受けている時でしたので、美容師さんに、目に何かしみますか!?と言われてしまいました…)
 
会社のある方というのは、長年 重責におられた方で、その威厳や統率力やご人格から、会社の内外で薫陶を受けた方は多く、私もその一人ですが、残念ながら秋口に完全に引退をされることが決まりました。
 
大変寂しいことですが、前向きに頑張るために、
 
「〇〇さんが会社に残っておられる間、これまで通りのご活躍と絶えることない皆さまとの親交が続くよう、ご加護をお願いいたします。
〇〇さんが皆さんと話す時の豪快な笑い声をお聞かせください。そして指導力、統率力を発揮されているお姿を見せてください。
それが私の一番の喜びであり幸せです。」
 
と、お祈りをしているのですが、荼枳尼天様は、最後の、「それが私の一番の喜びであり…」という思いを汲んで、〇〇さんが変わらずご活躍されるお姿を私に見せてくださっているのだと。
 
感謝のお供えの他、燭台も大きいものに変えました。益々信心を深め、修行を続けたいと思います。
 
羽田先生のブログは毎日拝読しております。いろいろな気づきを与えてくださり、勉強をさせていただいております。
 
引き続きよろしくお願いいたします。」