聖教新聞に創価学会インターナショナル池田会長夫妻の乗ったとされる車に子供たちが整列してあいさつする記事。
だが池田氏の写真はない。
こういうので「やはり会長先生はお元気!」と励まされるのは池田氏に元気でいてほしいと願う会員さんたちでしょう。人は願うところにひかれる。
そうおもいたいのだ。
例えば霊写真を信じたい人は穴が三つ写っている写真は即、霊のお顔。
宇宙人がいると信じたければロズウェルの気球の破片も円盤のもの。
(個人的には霊写真もある、宇宙人もいると思うけど、そこはういう雑な考えはしたくないね)
一般には「だったらほかに池田会長自身の写真があってもよさそうなものなのに変なの。やはり元気じゃないよね。あるいはもう・・・」の逆アピールにもなる可能性もある。
会員を励まし、世間にもアピールするなら「お姿」が一番でしょう。
だからこれは専らうち向けのアピールですね。
御年93歳、まあ、長生き時代に医療もきわめて手厚くされているだろうから「ご存命」でもそう不思議はないが「お元気」か?はどうだか・・・
他の新宗教同様、ここも会員は大きく減っているようで以前は厳禁だったクリスマスパーティやお宮の祭礼もいってよし。ただし拝んじゃ駄目だそうだ。
公明党が政権政党になったので「皆帰妙法」は一応なったということらしい。
同時に公明党の票の落ちる可能性を考えてか、無理な勧誘「折伏」とかはもうしていないようだ。(ちなみにフランスではカルト宗教として警戒されているらしい)
そんなことで評判落として公明党が政権与党の座から外れればまた、せっかくの「皆帰妙法」が帳消しでそのほうがはるかに痛いのだろう。
今や創価学界の敵は他宗というより、取り込みに失敗したもとの古巣の大石寺やあるいは顕正会と言った同門異説の宗教団体だ。
彼らに言わせれば「国立戒壇」や「天皇の帰依」「宗門の国教化」などのスローガンをとりさげた創価学会は裏切り者の邪教なのだそうだ。それ等の実現こそが彼らの言うホンモノの「皆帰妙法」ということらしい。
逆に言えば創価学会以外の他の団体は本気でこの三つの遂行を考えているらしい。
なんともはや・・・。
ずうっと以前は、創価学会の人が見えて「家を建て替えるんですが、ご本尊様を祀る方位は?」と聞かれたり、請われて運勢を見たり、祈願もしたこともある。
今は一切しません。
「付き合いで入っているだけ」もお断り。
そこをどういうことかなどと根掘り葉掘り事情を聞くのは私のしなきゃいけないことじゃないと思うので、そういう線引きはザックリしかしない。
誰でも構わず来てほしいなんて思わない。筋が違う。
「創価学会さんに行って聞いてください」でおしまい。
たぶんそういうのはあちらさんはダメなんだろうけど。