うちに出入りする行者さんが訪ねたのは幕末の大行満「願海阿闍梨」ゆかりの群馬県は境稲荷。
ここのご祭神がいわゆる願海さん感得の「尊勝大明神」なのかは不明ですが・・・
大行満願海の文字が見える手水鉢
願海さんはわが師の寺・大井町の大福生寺の由来に深くかかわる方です。
妙法院で尊勝法と聖天法を以て明治帝ご誕生を祈った聖天様の一体が大福生寺に奉納されたとか・・・
その願海さんの守護神が尊勝大明神です。
T行者はお宮の関係者にたずねてくれたそうですが、そこらへんんはよくわからないとのこと。
今度同行したらお会いしてお話を聞くことに。
下は当院所蔵の尊勝大明神 願海阿闍梨感得の童子形の稲荷神です。
万延元年 (1960年) 境稲荷のある境町の住人 吉見俊斎という人の印施です。