第三次大戦を避ける道。
それはウクライナが粘り勝ちでロシアを退けること以外ない。
つまり国による前例は作ってはいけないのだ。
ベトナムは事実上アメリカに勝った。
アフガンからもアメリカは引き上げた。
タリバーン政権は感心しないが大国の介入を退けたことは事実だ。
何を以て勝利というか。
第一にアメリカ化しなかったこと。
その意味では日本は完全に負けたといえよう。
朝鮮王朝のような大国に随従する事大主義はこれからはダメだと思う。
今の日本もまあ同盟というより。実質はアメリカを宗主国とする事大主義だろう。
だが小国が大国を退けるという流れから大国はその軍事力を以てしても小国を必ずしも圧倒できると限らないという教訓を得るべきなのだ。
実際、アメリカの人的・経済的損害は計り知れない。
同じくロシアが軽くひとひねりと思ったウクライナは予想外の手ごわい相手だったわけだ。
大国ロシアは一泡も二泡も吹かされている。いまだ制空権は抑えられずに南部ではウクライナ軍の巻き返しも予想されている。
大国の軍事力に屈しない国々の流れこそが第三次大戦を回避するものと思う。
どこかの眷属になっているから巻き込まれるのだ。
その意味では経済のグローバリズムにも大きな問題と罪がある。
違背すれば兵糧攻めだ。
その意味で「降伏したらいいのに」というバカは全く世界の時勢が読めないやつだ。