霊的に敏感なお弟子さんから電話。「ちょっとお参り方々うかがいたい」という。
やがてそのあとやってきて「先生、四日前からお浴油ですよね。今回なんか変わったことしておられます?ちょっと気になって・・・」という。
どうして?と聞くと
何だかその方の夢の中で私がいるんだけど声かけても反応しない。
雰囲気も別人のよう。
顔が能面状態というか特殊で不思議な表情だったという。
気になるので真似してその表情したら体中に何か力が漲るのだそうだ。
「いったいなにか変わったことでもされているんですか?」と聞かれた。
そういわれても何のことやら・・・チンプンカンプンだが
でも変わったことといえば最近、ウクライナのために「露軍退散祈祷」で毎日別に700辺のお浴油をしていることかな・・・
「・・・それですね!」といわれた。
「そういうことなんですね。」何かまるで雰囲気が違って一体どうしてしまったんだろう?と気になって見えたそうだ。
それで「謎が解けてすっきりした!」と帰られた。
やはり、そういうのに感応しやすい人がいるのだなあと思った。
思うに今回は義の祈祷なので途中で辞めるつもりは全くないがやはり戯れに調伏祈祷などは本来はすべきではないものだろう。
その裏で何かしら目に見えないものが大きく動く。
そういうことのようです。
この調伏の聖天様は普段は封印しています。
後にも先にもおおきな訴訟問題で裁判勝利を祈ったきり浴油も念誦も怖いからしていない。こういうものは業の帰りが来て当たり前でしないといけない。
だからよく知らない方のことは一切しません。
「この聖天様どんな感じ」というと霊能者が「この聖天様、まるきり慈悲というものが感じられない!」というくらいです。
わが身を切っても悪事を止める。
まあ、密教では本当は大慈悲の至極が調伏なのですけどね・・・。