今日はまたまた群馬の前橋に仏像を見に来ました。
群馬のお弟子さんに休みとって車を出してもらった。高崎までおむかえしてくださった。お昼も御馳走になりました。
ボリュームたっぷりで満腹!おいしい!山菜天ぷらそばです。
件の仏像とは金毘羅様、前橋の古美術店で「実際見に来て欲しい」というので往くことに。
実際、気になっていたのは頭の上の動物がなになのか?でした。
普通、金毘羅さんは十二支を配当された薬師十二神将の筆頭ですが、真言宗では亥に配当する。
だから金毘羅奥の院の箸蔵山や根本霊場の松尾寺の金毘羅さんはイノシシが載っています。
ですが金毘羅の名前は十二神将の筆頭にあるので天台では十二支の始まりである子を配当することも。
で、果たして写真ではよくわかりませんでしたが「子」でした。
まだ商品ですので写真は掲載できません。
もしも購入することになった暁にはおみせします。
本来の用事はこれでおしまいですが、弟子のUさんおすすめで栃木県の「大岩の毘沙門天さま」がご開帳されているというので俄かに参拝に行くことになりました。
大岩の毘沙門さまは三大毘沙門天の一つといいます。行基菩薩の開基。
実は山火事で被災し、お厨子から出されて京都に修理に行く一日前が今日、逃せば三百年は開扉しないとか。300年じゃ一回や二回生まれ変わってもなかなか遭遇しないね。
しかも三日は毘沙門天の縁日。千載一遇です。
折からふっていた豪雨も都合よく止んでくれました。
境内の杉の古木。ご本尊も杉の彫刻。
この杉よく見ると皆枝が下がっている。こういうのはご眷属さまがたくさん宿っています。
まあ、にわかにこちらにお参りすることになりましたが・・・・実は呼ばれたんだと思います。
有り難い。有り難い。
Uさんも「いやあ、先生。これはご縁ですね。」と言われたが全くそう思います。
おかげでよいお参りができました。合掌。