まあ、この人は霊感でも仕事しているくらいだから、素人が変な思い込みで物言っているわけではないと思うのです。
はじめは、どなたかなと思ったらしいけど、ふっと「ああ、このお方は深沙大将だな」と思ったそうです、ただしどうも色は赤でなく、青黒っぽかったらしい。
実は私も何となく青い感じで居たんですが作る時、儀軌では赤くということなので赤くして作った。
内陣右には昔に深大寺で頂いた画像(今はないみたいです)もありますが、以前にも、私が拝んでいるとその画像から怖いお顔のすごい神様が出てくるといった別の人もいた。
神秘的に赤雲たなびく空がいいですね。
その時も確か理趣分でした。
どうも理趣分読むと深沙様が知らないうちに助けてくださるみたいです。
有難いことです。
私は個人的に深沙様が大好きでお仏像も作りましたが個別の供養があまりできていないので申し訳ないなあ…と思っていたんですね。
それで聖天供の時に加えて念誦したりもしていた。でも理趣分読めば動いてくださるんだね。
そりゃそうですね。
もともとが大般若経の守護神様ですから。
実際に転読で軽くお加持するだけで色々不思議があるようで、お参りに来て私が転読加持するまでいつまでも帰らない人もいた。
あれ、やっていただいてから実は…という霊験話も結構あります。
え、あんなのでそんなことが起きたの?とこちらが驚く。
そこには般若の霊威もさることながら、きっと深沙大将のお働きもあったことでしょう。
玄奘三蔵がタクマラカン砂漠で出会った龍神だそうです。
龍神は普通、水に縁があるのだけど、…そこは砂漠系の爬虫類みたいな方なのでしょうかね。
砂漠にも蛇やトカゲいますしね。
あるいは砂漠に埋もれる太古の恐竜の霊かなとも…いろいろに思う。
深大寺様の御尊像は秘仏で拝見したことありませんがかなり怖い感じだという。
高野山の霊宝館の深沙様の尊像は拝めます。
すごい迫力ですね。でも写真で映すと必ずピンぼけするという。
でも個人的には一番すごいと感じたのは徳島県「箸蔵寺」の深沙大将。
内陣にいらしてお姿がみえないもののお参りしているときには身の毛のよだつもの凄さを感じました。
本尊、金毘羅大権現の脇侍仏なんですね。
あそこの金毘羅様もなんとも物凄い霊気で大好きですが、深沙大将のはまた違う感じ。
観音の化身ということにはなっていますが「覚禅抄」の説明では本地は十一面観音様だそうです。
ブログ書いているうちに段々と深沙大将様を拝みたくなったので一座拝んでから寝ます。
おやすみなさい。