金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

超つまらない日本

今日の猊下のお話は結構難しい高度なお話でしたが、一つ誰にでもわかったであろうお話は「フーテンの寅さん」が存在し得ないような社会は本当の意味で望ましい社会ではないのでは?というお話。

それはそう思う。ファジーな存在はよくわからないから一掃というのが現代だ。

そういう人たちを何とかして無くしてしまえというのは本当にいい社会なのだろうか。

それは違うと思う。

それというのも私は日本の国の社会は責任取りたくないばかりに次々行政や公務員が規則だの約束事で縛っていく、整理していく社会だからだと思うのです。

規則が仕事する。人が仕事するのではない社会。超つまらない社会です。

 

以下はある東京都の在俗の方の感想です。

「本日は貴重なご講演をありがとうございました。
猊下のお話、別所の重要性、これからの日本仏教の役割、とても大事なことと思いました。
国民皆PTAのようなキチキチの窮屈余白のない社会です。心を正しく鍛えて自身の愛を育て放てるような人が多くなればよいなぁと思いました。また私も精進したいと思いました。
本当の宗教さえ遠退けてる社会、反社会的な教団を宗教と呼んで欲しくないとつくづく思います。
何も出来ない私ですが、花教室では宗教恐い危ないと言う人が多いので、お寺も神社も宗教ですよ、勧誘してる団体はカルトですと申し上げてます。本当の脈々と続く宗教は有益な必要なものとお伝えして、正しく触れていただきたいと思っています。本日はありがとうございました。」

 

青森から来られた在俗の方の感想

「此の度は、誠にありがとうございましたm(_ _)m
長吏様の言っておられた、聖俗併せのむ思想といいますか、いつも羽田先生の言っておられる多様性といいますか、それこそ私も好きだった寅さんの居る世界といいますか、身にしみました。統一教会やオウム真理教の様なものはまた別モノとして、自身の心の豊かさをもっと磨かないといけないなと痛切に感じました。合掌」