丹精込めたことや気に言っているものや期待していることがダメになったりすると・・・ガッカリする。
それは当然だがよくよく自分の気持ちを観察すると失望と同時に変な話だが楽にもなる。
もう期待したり望んだりしないですむことは一面とても楽なことなのだと感じる。
望むことがなにもなくなるということも一つの楽であることは確かだ。
仏教の三昧の一つに無願三昧がある。もう何も望まないでいい楽。
何一つ期待することをしないでいい楽。
逆に言えば望みや欲望が沢山あったりすることはなにかと大変だ。
物事をあきらめずにあくまで求めつづけることは大きな苦と言えよう。
あきらめるとはその是非を明らかにすることでもある。
そういうことかもしれない。