しかし、県警は今年2月6日、令和3年4月~4年5月に知人女性をラインで脅したとして、脅迫容疑で三輪容疑者を逮捕した。県警によると、三輪容疑者はラインで「地獄に道連れじゃ」「偽善者や」「必ず恨み倒したる」などというメッセージを送信したとされる。 県警によると、三輪容疑者は当初、「けんかの延長で脅迫したつもりはない」と容疑を否認していたが、その後、メッセージを送信し、脅したことを認めたという。県警は、三輪容疑者が女性に恨みを抱いていたとみて、詳しい動機などを調べている。 龍野北高の関係者は戸惑いを隠せない様子でこう話した。「心強く、頼もしい先生だった。生徒から暴言の申し立てもない。何があったのか、こちらも把握しきれていない」
「恨み倒す」というと脅迫になりますから、当然「呪い倒す」もいけません。
不幸の手紙などもおそらく罪になります。
だいぶ昔ですが友人に誤解されて「呪ってやる」と言われたけど心配という相談がありました。
友人の恋人がしつこく言い寄ってきて、それが発覚して相手のカップルが破綻したそうです。
自分は相手の人に興味はないし、嫌だったけど、「あんたが誘惑したに違いない」と結果痛く恨まれて・・・
ただ一切口にもせず「呪うこと自体」は「不能判」で現代では罪にはなりません。
コーヒーに砂糖を入れて殺そうとしたとしても死なないのと同じことになります。
また、意図的に知らせないなら呪っているのが相手に知れても、「お前を呪っている」とか「呪ってやる」とか言ったりしないなら、また、否定までしなくても何も言わないなら脅迫罪にはなりません。
例えば
他人の家で、ひそかに自分の顔写真に釘が打ってあるのを知ったとしてももそれだけでは罪に問えません。
でも、どこの国でも最も古来の呪詛はほとんど相手にわからないようにするものです。
脅迫とは真逆です。
普通、民間でやる多くの呪術は相手に誰が呪詛しているかわかった時点で術が破れます。真っ向から言えばお話になりません。「呪ってやる!」は呪詛としてはただの悪口雑言です。
なので、まあ。「呪ってやる」と言われれば気味悪いけど多くの場合それ自体は恐れるに足りません。
その方の場合も冤罪はらしの御祈願をして終わりました。