金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

呪いを断つ

誰かとトラブルになったり、モノ別れたりした後に良くないことが続くと「呪い」ではないかなどと言うが・・・

その考えは即捨てることだ。

捨てることで状況をよく断つ。

実際がどうであろうとも同じだ。

良くない状況ならトラブルや別れも含めてよくない状況と思うべきだ。原因にしないこと。

そう思うことで実際悪しき状況は初めて断たれる。

「呪いなのではないか?」と思いつづけることは実際の呪いと同じか、それ以上の害をもたらす。

そもそも素人の呪いなどにいくばくの効果があろうか。

実際の呪詛は狂暴な霊の介在を必要とする。そうでないなら効果は出ないものだ。

いわゆる悪魔だ。

 

万が一、相手が黒い呪いの専門家に目玉が飛び出るような報酬を払ってまで本当に呪詛を頼んだのなら、第一の悪魔の犠牲者はあなたでなく呪った本人だろう。

 

自分がまず伝染病にかかってその血を相手に盛るようなものだ。

だが相手の免疫が強ければ効かない。