今日は半日、都内の大慈光教会(仮称)へ壇線をひきにまいりました。
この壇は埼玉支所内の上願寺さんお手製ではらいさげの小さめの大壇です。
経年で楔がだいぶ緩いので工夫の結果、他流の巻き方になりました
大慈光教会というのは金翅鳥院の前身です。
金翅鳥院が平成3年にできた後、合併統合しました。
ここの本尊は旧・大慈光教会の第二番目の本尊だった2尺3寸ほどの十一面観音像を奉安しております。
一時期、今の本尊の代わりを務めていた尊像です。江戸時代の尊像を修復、京都の老舗「乾大仏堂」さんの御先代の時に依頼して総金箔仕上げにしました。
一番最初の古い本尊は白檀製の小像で今は私の自室にお祀りさせていただいています。
教会長になる予定の岡一行師を囲んで弟子仲間参集。
岡さんは今年55歳ですが2015年門下生になって以来八年、毎年かかさずに大峰山や葛城山の錬行をしたベテラン修験者です。もうそろそろ本格的に宗教活動をしても良いでしょう。
大変しずかでよい道場です。私の感覚では祈願より滅罪かなという感じ。
今お葬式する門下生はほぼいないので、できることなら彼に頼みたいと思っています。
そうなると名称は教会よりお寺がふさわしい。
大慈光教会でなく「大慈光院」とでもしたほうがいいかな。