金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

気持ち一つでは人の命を消せないのでは

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米連邦最高裁は基本的に正しい。

避妊の方法がちゃんとある現代。

避妊薬を飲んだにもかかわらず妊娠したとか、予期しない強姦などの犯罪被害での妊娠は中絶もすべきだろうが、おなかの赤ちゃんも命なのだ。

 

もちろん避妊は絶対ダメなどというクレージーな考えはいまや通用しないし、中絶も場合によると思うが、それなりの理由がなくては殺してはならないと思う。

体に対する権利もあろうが命に対する責任もある。

「女性の権利」一つで殺していいものか?(このままでは母体が危ないとかは例外だと思いますが)

それは私はおかしいと思うし、だれがどういおうが明確に反対します。

 

そんなことを宗教者が歓迎しては世の中はおしまいだ。

いまだモノ言わぬ生命にも敬意を払いたい。

授かった命を生む側次第でどうでもいいと言うことなら、今いる人たちの意向で人類の未来もまたどうでもいいということになる。

生まれ来る命を軽視して人類の未来も減ったくれもない。