金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

子供は一個の命

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体は女性のものだろうが子供自体は命であり、二人でできたもの。

よその国がどうあれ、私はこの国のありかたは当然でおかしいとは思わない。

逆に女性が生みたいというなら周囲がこれを阻むことは絶対おかしい。生むべきだろう。生むことは女性の考え優位でいいと思う。

 

何よりもこの議論以前に子供は一個の命なのだ。

生かすも殺すも自由自在でいいのだろうか?

自分の勝手などころか一人でも多くの人の意見を聞いて考えるべきことだ。

健康上の理由で女性に決定的有害でもなければ、私の体だからどうしようと勝手とまではいえないだろう。

私は子供が欲しいという配偶者があるなら、産むのも産まぬのも女性一人の考え次第ででどちらでもいいというのには賛成できない。

 

もし、子供が欲しくないというのに不本意に妊娠させられた。生みたくないというならまず夫を訴えたらいい。

それなら筋が通る。

訴えまで起こせばそれは不本意なのだろう。

堕胎はそれからだ。

 

家で前に避妊手術したと思い込んでいた猫が知らずに妊娠した。生まれたら大変だと思って獣医に入ったらもう猫のかたちをしているという。

その時いた弟子が「産ませましょう。殺せませんよ。」というので決まった。

仔猫たちは無事に生まれた。良かったと思う。

その時一瞬でもおろしてしまおうと考えたことを恥ずかしく思った。

猫と人は違うと叱られるだろう。

無論そうだが「命を大事にする」という話なら、私はこの話はありだと思っている。

人権と命を比べるなら命が重い。