「特別じゃない、しあわせな時間。」 と検索すると、日本マクドナルドがSNSに投稿したアニメ広告が見つかります。いや、ホントなんてことない広告なんですよ。アニメキャラの若い夫婦と小さな娘さんが、3人で旨そうにポテト食ってるだけ。
ですがこの投稿、閲覧数が1億2千万、「いいね」が60万越えという鬼バズり状態となっており、しかもぶら下がっているコメントの多くは欧米からの投稿なんですね。
「素晴らしい!これでいいんだよ」
「私の国(カナダ)で、この広告は無理だ」
「……羨ましい」
この何気ない広告に対し、ナゼみなさんが「日本SUGEEEE」と言っているのか。
実は彼らの国でこのCMを流すと、
家族=幸せという勝手な価値観を押し付けるな! 黒人が出て来ないのはナゼ?
男女カップル? LGBTに対する配慮はないの!? とタコ殴りにされるそうで、つまり面倒臭い方面のお話なんですね、
なるほど(そしてこの「海外の大反響」が、なぜか日本国内ではネット炎上と解釈され、話題となっていました)。
欧米やカナダがどうあれ、日本は日本だ。今後もこれでいい。日本マクドナルドおおいによし!
一々、時間の短いコマーシャルに黒人やゲイやレズのカップルを出てこないのは差別だ!などと騒ぐヤツがいればそれは病気だ。
マイノリティはマイノリティでいいがスタンダードじゃない。
スタンダードはスタンダードであっていい。遠慮なんか無用だ。
そこをぐちゃぐちゃにする考えは危険だ。