金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

民族主義の私

news.yahoo.co.jp

杉田議員は7年前の2016年、スイスで開かれた国連の女性差別撤廃委員会に参加した後、自身のSNSに「会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」という書き込みを写真付きで載せた。投稿には「完全に品格に問題がある。同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」という内容もあった。  韓国の韓服とアイヌ民族の伝統衣装を卑下した発言は、杉田氏が議員ではなかったため大きな議論にはならなかったが、昨年8月に総務政務官に起用された後に知られ、物議を醸した。杉田議員はその後投稿を削除したが、他の「暴言」にも批判が相次いだことから、4カ月後の昨年12月に政務官を辞任した。  大阪法務局の認定は、韓服を着て国連の会議に参加した在日コリアンの女性3人がこれを人権侵害だとし、今年2月に法務局に被害を申し立てたことによるもの。これに先立ち、札幌法務局の判断は、2016年の会議に参加した札幌アイヌ協会所属の女性が杉田議員の書き込みについて「侮辱であり、人格を否定する差別的内容」だとして人権救済を申し立てて認められたものだ。アイヌは北海道・サハリンなどに住んでいた先住民で、日本の明治政府以後、文化と言語使用が禁止されるなど長い間差別を受けてきた。  今回の決定に対して杉田議員は「一部認定された部分については、すでに昨年削除して謝罪している」とコメントしたとNHKは報じた。

 

 

削除は当然で杉田先生の本心がこのようなものなら世間的にいかがなものだろう。

公職にあるのだから私は私で済まされないこともある。

私は右派の人間であるがそれはいいかえれば「民族主義者」ということだ。

私は基本的に移民には慎重であるべきだと思うし、日本の伝統文化、宗教、皇室、しきたりの在り方、家族制度を守りたいが、同時に他民族の文化も同じように尊重すべきだと思う。だからこそ移民問題は考えさせられるものがある。

グローバリズムには基本的に反対の立場だ。「地球一国家構想」などには断固反対だ。

 

そんな考えこそ世界大戦争の引き金だと思う。

織田信長は天下を統一するため殺しまくった。それを世界規模でやる結果にならないとも限らない。織田信長が出て天下は平和になったのか?

信長自身は部下による謀反で消え、後継者の秀吉はついに民国まで取ろうとしたではないか。

 

グローバリズムを懸念なくおしすすめれば必ずマイノリティは不幸になる。

どんな少ない民族も民族、どんな小さな国も国は国だ。尊重すべき。

だが先日のクルド人騒動のようなことは困る。ここは日本、我々の国なのだ。

我々の文化こそ尊重してもらわなくてはいけない場なのだ。

世界のみんなの思うままの国ではない。