最近江戸時代の占いに興味が深くなって再度調べています。
特に納音と天門八卦は興味深い。
納音は60干支を二つづつで三十組ですがなかなか馬鹿になりません。
年 月 日で出すと面白い。
天門八卦は江戸時代に「八卦見」と言えば、概ねは「筮竹易」でなく是れのこと。
星占いの一種です。
今はやりの風水のホシの考え方なんかも九星よりずっとずっと一番古いんですが、なにかまるきり新しいものみたいに思っている人もいます。
占いの考えにも流行り廃りはある。
例えば「大将軍」なんかは平安時代は最も恐れられた方位の神。
京都の四方に大将軍社があります。三年沖に東西南北を巡るからです。
ちなみに今年は北です。
大将軍の方位については動土や引っ越すのが一番ダメと言いますが、摩利支天の御祈願でこれを除くといいう方法が伝書にある。
いまの方位術は五黄殺や暗剣殺は言うけどあまり大将軍や金神は言わないよね。
金神なんて大将軍よりすっと新しいとされる方殺、それでも平安時代
です。
採用するかどうかで陰陽寮で取りざたされたくらいです。