金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

つい出たというのは本音だから

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「 当日に公開されたYouTubeの演説動画を確認すると、乙武氏の話が聞きづらくなるほどの音量でヤジが飛び交っている。途中、司会者が「演説を妨害される方には退場していただく場合があります」と通告する場面もあった。  乙武氏はヤジに特段反応することもなく、話を進めていた。その後、玉木氏、大久保氏の応援演説が終わり、再び乙武氏が話し始めてしばらく経ったとき、問題発言が飛び出した。  いつまでもやまないヤジに対し、乙武氏は「僕はこういう対決はしたくない。もちろん批判は大事。でも、批判のやり方ってものがあると思うし、対話が必要と思うし」と返す。  そして、声のトーンを上げ、「いまは私たちがこの場をお借りして、集まってくださったみなさんにメッセージを届けている時間帯なんです。(拍手が起こる)そこはご理解していただきたい」と嘆願。それでも止まらないヤジに対し、乙武氏はこう力説した。 「私は先ほどもお伝えしたとおり、政治にチャレンジすることをすごく迷いました。勇気もいりました。決断をしたのは、やはり政治の力を必要としている人がいる。そう思っているからです。みなさんは政治をあきらめてしまっていますか。もう、政治にはうんざりですか。 (ヤジを続ける人の方向を右手で示しながら)こういう人がいるから、もう政治には関わりたくない。そう思いますか。気持ちはわかる。だけど、私はあきらめたくない。やっぱり政治の力を必要としている人が多くいるからです」  この「こういう人」発言が、いまSNSで集中砲火を浴びている。Xをみれば、 《乙武さん、言っちゃいけないことを言っちまったな。」

 

私はこの選挙には地域の上で関係ないし、別に乙武さんに好意的な思いはない。

肉体的なハンディをものともしない大変な努力家だが。そこは尊敬するというかまったく敬服する。だが、信頼できる誠実な人とまでは感じない。

人は頑張りすぎるとその過程で大切な感情を無視しがちだ。

これは大事なことだ。なにごとも「そんなものくらい」になる。

 

でも、つい出たというのは乙武さんの本音だからでしょう。

確かに人がしゃべっているのにぎゃあぎゃあ野次をいうのはみっともない行為と感じます。聞きたい人もいるのにね。

国会でもそうですね。猿みたい。と言っては猿に悪いか。

ああいうの見ると私も「こういう人たち」と思わなくもない。

人の話を聞くのは民主主義の根幹だ。

 

ただ、有権者がどういう結論を出すか。

結果があるのだから、なにも大騒ぎしなくてもいいように思う。