実はすべては心次第。
強い心だとか弱い心だとかというが使い方次第で弱くも悪くもなるのが心というものだと感じます。
負けそうなこころを支えるためのお守り
皆様からの要望により再開します。12月21日まで
深沙大将は砂漠の龍王。
西遊記でおなじみの玄奘三蔵が天竺(インド)へ大乗経典を求めてタクラマカン砂漠で砂嵐の難儀のなか、必死で観音を念じる彼の前に出現してオアシスに導いたという神。
実はこの神は法を深く愛するが法執の煩悩のゆえに、大乗経典が東に伝えられるのを非常に惜しむあまり、このタクラマカン砂漠で砂嵐を起しては、天竺へ行こうとする取経の人を取り殺していたのでした。
しかも三蔵は過去六世、取経を志しては深沙大将のためにここで死んでいました。
しかし七度目の彼の取経の因縁にこころが動いた深沙大将は以後三蔵の守護神になりました。
この伝説が西遊記に転じて、悟空や八戒とともに三蔵に付き従う沙悟浄のキャラクターが生まれたと言います。
沙悟浄はカッパと言いますが西遊記ではカッパとは言っていません。川の神です。
流沙河は実際は川でなく砂の流れの表現なのでしょうが、沙悟浄は水に強い水族の妖怪として登場します。