「いつの間にか深沙大将さまの心力堅固守りが終わってしまい残念です うかうかているうちに申し込みがなくなってしまっていたので・・・」というメールをいただきました。
そのうちご希望が多ければまた考えたいと思います。
深沙大将は玄奘三蔵がタクラマカン砂漠で倒れそうになったとき現れた砂漠の龍王。
過去世で6度も求法の志を果たせなかったが7度目にして神沙大将は玄奘の志に感銘し守護することにしました。
このことから私は深沙大将はあきらめない人を応援してくれる方だと思っています。
皆さんが人生のタクラマカン砂漠で立ち往生しているとき、深沙大将を念ずるといいでしょう。
砂嵐で乗っている馬も倒れ、水もなく、ただただあたりは激しい砂礫で真っ暗。
どこへどういったらいいかもわからない。周りには人もいない。抜け出せない。
人生にもそんな時はあります。
そんな時はお守りが無くても「深沙大将様!」と呼びかけることです。
必ず応じてくれます。
私も常に深沙大将を心に置いています。
彼は金翅鳥院の本尊である十一面観音の垂迹、毘沙門天の応化でもあります。
ただ大事なことが一つ。
正直であること、少なくとも心の中の深沙大将様とは正直に向き合ってください。
深沙大将が感応するのは無垢で正直な心だけです。嘘やはかりごとには感応しない。
そうすれば恐れや不安は速疾にのぞかれます。
深沙大将は施無畏者である感音の化身。
恐れをの俗には正直がが大事なのです。
黄泉の国の王にして流砂河のあるじ。
おなかにある無垢なる童子の顔は人の無垢なるこころだけを汲んでくれるのがこの尊だからその表示なのです。
嘘の塊のような人は即座に拒否されます。