竹田先生は人口は減って良いという。私もそう思っている。
私に言わせれば、少子化問題は子供を何とか産ませるのではなく人口の少ない未来をどうするかの問題なのだ。少子化担当の省庁より人口推移の対応省こそ必要だ。
結婚しない人が増えたり、子供が要らないという夫婦。同性愛の一般化、これらをみるに私はこれらは人口を抑制したい「自然の欲求」だと思っているのでそれはそれでよいと思っている。
人類全体という生物単位で見ればとても自然なことだと思う。
結婚しない人や子供のない夫婦、同性カップルが妙に見えるとしたら、我々がまだみなれていないだけのことだと思う。
聖書には「産めよ。増やせよ。地に満ちよ」と神がのたもうたという。だが、人類に関してはもう充分だろう。
ハツカネズミをどんどん増やしていく。彼らにも居住空間がせまくなると同じ現象が起きるという実験報告がある。
それでも増えつづければそのうち殺し合いまではじまる。
人類はもう絶えず殺し合いしているじゃないか。
それが自然の持つ防御システムなのだ。
後は人間の知恵で自然な人口で住みやすい新しい形に替えていくのみだ。
諸悪の元凶ともいうべきは人口爆発だ。
滅びたくないというなら人類減るべしだ。
ムリのない将来の人口減少を見越した未来構想こそ必要だと思う。
「子供を産みなさい」と一生懸命、そそのかすよりよほど現実的だ。