養老先生のお話は難しいが、
「現代社会に残されている課題はいまのシステムではどうしようもないことばかりです。日本の文化とシステムは行き着くところまで来てしまった。必ず来るのですから、いっそ地震のせいにして、一度ご破算にして、組み立て直すしかない。 その時に初めて、子どもが投資的対象なのではなく、ジャガイモのように自然に育っていくものだ、という感覚が立ち上がってくるのではないでしょうか。 少子化と子どもの教育は政治の問題ではなく「自然」の問題なのです。」といわれる。
少子化と子どもの教育は政治の問題ではなく「自然」の問題なのです。はすごくよくわかる。私たちは偉大な自然の力を忘れている。
たとえば、今や自分の性まで自由にえらぼうとしている人間。
例としていうなら「性同一性障害」は申し訳ないが、お世辞にも自然なことではない。
ただし、個人においては自然で必要なことなのだろう。
そこは大事だ。
別に何も悪くはない。責められるものは何一つない。
だから、そういう人たちを排除したりしないでともに楽しく生きていく社会は素敵だしなくてはならないと思う。
だがそれは例外なのだ。
例外を汎用にすべきじゃない。
医学が進んでみんなが性別を自由意志で選べる時代がいいのか?
私は女がいい、いや、やはり男がいい。そういう時代はいい時代なの?
わからない・・・悪いとも言い切らないが必ずしもいいとはいえないように感じる。
子供の問題もそうだ。
自然をなおざりにしてはいけない。なにか忘れているね。
自然は人間より賢いと思う。
原点はそこだ。天地そのままに生きる。
何でも人間の自由自自にしようとすれば必ず人類の滅亡につながる。