火消三昧修行も皆様に体験していただきました。
火伏なので「火生三昧」ではなく、あえて「火消三昧」と書きます。
火伏には倶利伽羅龍王の火伏と水天の火伏がありますがこれは後者です。
この修行は護摩の後の火炉の熾火を手のひらで上から抑えるという荒行ですが火渡りの代わりだが火渡りより難しいと教えられました。
こわごわ触る方、じっと掌を炉に押し付ける人など色々ですが全員が無事火傷もせず終わりました。
本当は庭で柴燈護摩もすればいいのだけどうちは狭いので無理ですね。
写真は飯縄様のよきコンビ相手の九頭竜権現様。イズナ山の隣、戸隠のご出身です。密教的にはヴァースキ竜王に類しますが、九頭竜をして中台八葉の表示とされる口伝があります。
この方も本日はご満足のようです。前にいるのは御本地の弁天様です。
この権現様はお酒を愛されます。前に九頭竜様に甘酒くれた方がいてそれはお喜びでした。ウホホ！ってな感じ。
元々は戸隠の地主神でミクマリ神(山岳から来た水の恵みの神、水源神)ですが、戸隠山では虫歯の神様という面白い信仰もあったようです。
その場合は梨を上げるといいのだとか。
似てはいるけど箱根の九頭竜大神様とは別な霊系の龍神様のようです。
