今日は一日から護摩始める行者さんの為に巻物「火消三昧」を四巻書き上げました。 結構骨ですね。
でも行の最後にこれもらったらうれしいなァ!と思うので私は書くことにしております。
私のころは自分で行中に貸していただいて書写したものです。
コピーなんて許されません。そういう時代でしたから。
字が下手なのはご勘弁。巻物は各人で用意してもらいます。
でも・・・あたりまえですが印可は無事に二十一座の天蓋護摩を焚いて、最後に熾火を素手で推す。
火伏ができてからですよ。
この巻物は初心の行者にとっては修行完遂のあかし。
師匠は初心の行者には最高の御守りになると言われていました。
だから是非 直に書写して授けてあげたいと思っています。
もし火伏できなかったら? 勿論、できるまであげません。
そんなヘッポコ行者、印可したら拙寺の恥ですから。
何度でもチャレンジしてください。