金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

魚の御祈祷


拙寺の水族館。今日はお弟子さんが壁面のコケを取ってくれてスッキリ。
手前のはハタタテダイ。向うの赤いのはハマクマノミ。
ピンクはスミレナガハナダイ。青いのはシリキルリスズメ。

イメージ 1

緑のクギベラ。鶴みたいです。口が長いです。
イメージ 2

正面のはワヌケヤッコ。シャイだけど一番このなかで強い魚かな。
イメージ 3

今日は飯縄様のお祭りです。水槽も久しぶりにお掃除で砂もピカピカ。
海水魚は難しいいけど、あるコツを抑えると金魚や熱帯魚より丈夫です。
高校生の頃から海水魚は飼っています。一時、いったん止めたけど性懲り無くまたはじめて20年以上。コツを海水魚屋さんに教えてもらうまでは飼うというより結果的に殺していました。
そのコツは砂をとても厚めにひくことです。それに時々汚れてきたら上の方は真水で洗う。真水でいいんです。バクテリアが死ぬので上の方だけ洗うのです。
これだけで底面濾過でも十分いけます。
海水魚ファンはぜひ覚えておくといいですよ。

でも、一番難しいと思うのは金魚。観賞魚は金魚に始まり金魚に終わるという感じですね。


魚の御祈祷はもっとも難しい部類ですね。彼らは具合悪くなると淡々と死んでしまう。加持が通りにくい。
一番いいのは魚より水全体を御加持するイメージですかね。
弱った昆虫の祈祷はもっと難しい。でも害虫退治の祈祷があるのだから活かす方法もあるはずです。
彼ら魚や昆虫は自然そのものと同化していて個我は鳥獣に比べてあまりないのでしょう。
自然とともに生きて自然と共に死ぬそんな感じです。
逆に言えば大抵のダメージは回復してしまうのでしょう。だから倒れた時はそれまで。
これは程度はあれ人間以外の生物に共通しています。
それだけ人間はならないでもいい病気になっているということでしょう。
治るということは裏を返せばそういうことです。