今月は色々お祈りすることが多い。先週から１週間、岩手、長野、信貴山と駆け回ったのでいささか疲れはしましたが、でも基本的にお祈り大好きですので楽しくもある。
昔は力容れて祈ったので…もう二時間以上も祈っていればクタクタになったけど、今はそれしません。
力んでも結果はなんにも変わりませんので、力まずにただ深く祈る。
それこそが必要だと思っています。
いいかえれば、私の場合はまず本尊を深く深く感じ取ることです。
本尊の心を無視して祈願を押し付けたりしても無駄ですから。
お浴油だけでなく全部そう。
「観音様の本」にも書かせていただきましたが、念ずべきは祈願より観音様そのもの。何様でも同じことです。
本尊祈って次に祈願祈るんじゃないんです。本尊につながって「いかがでしょうか・…」という気持ちで祈る。
お話しするように祈る。(そういうつもり。つもりなら霊能者でなくてもできます。)
そこが大事で祈願を一方的に押し付けても無理だなあと思う。
仏の心を寄り添って祈ればこそ化他即自行。自行即化他のいわば「祈願道」になるように思っております。 合掌
