きのう、ある駅の出入り口近くで布教活動している新宗教の人々の姿をみました。
みんな、私よりずっと年配と見えるおじい様やお婆様でした。
新宗教も世代交代は難しいのかね。
要するにむかし、街頭で布教していた方々が現在も残っているだけなんだね。
新宗教と言っても色々あるでしょうけど、よくあるように、もうだれか教祖を崇め奉って、そこにアイディンティティをおくような時代は終わったんじゃないかな。
私的に言わせていただければ、それって自分が生きてることにならないように思いますよ。正直、結構なお年でしょ。もうやめなよと思った。
昔はそうやって駅周辺で採っ捕まって議論ふっかけられたけどね。議論や理屈で救われるわけじゃないでしょ。宗教は。
さんざ打ち負かした側の私が言っているんだから…そうだと思う。
滔々と理詰めで言ってくる奴もいたけどね。「あんたには真理がわかるのか？自分の信じる教義を完全に理解してるのか？」と詰め寄ってくる。実に勇ましいですな。
そんなときは「勿論、私なんか深いことなんて全然、何もわからないですねえ。…でも此れだけは言える。私、あなたが何を知ってて何を語ろうとものもそれもまた、怪しいもんだと思うんですよね。」
「どこが怪しいんだ！」
「そうやって自分が絶対正しいと思って疑わないところです。私ね、自分の宗教や自分に全く疑いを持たないなんて言う人はあたまから全く信じないので。」
こういうの相手に知識合戦みたいのはくれぐれもしないことです。
もったいないので。
