金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

僧侶って宗教者じゃないの?

時々、新宗教に付き合いで入っている人いますね。
宗教に関心ない人ならそういう人もいるでしょうね。
支持政党が無いなら選挙は○○党入れてね。というのと同じ。
でも、政治に本当に関心ある人は頼まれてもそうはしないはず。
それと同じく宗教に関心あれば付き合いでは宗教に入りません。
ところが信者レヴェルならまだしも宗教者、つまり僧侶でありながら付き合いで全く教義の違う新宗教に入っている人の話をきいてビックリ。
そう言う認識で宗教者とは臍が茶を沸かすね。
なんと、そのお方はそこのお守りまでつけているという話を聞きました。
しかも自分の宗派の祖が地獄に堕ちているとまで言って批判している新宗教に入っているのだそうです。
ハッキリ言って見識うたがうね。
何考えてんの?アンタ。
しかも只の教師じゃなく寺院の要職候補にある人だそうです。

そりゃ、宗教は自由ですけどね、昔から神仏習合のようにベースの宇宙観が似てたり、同じであるなら共存できるかもしれないけど、全然、あいいれない教え、お互いを排撃する教えをどうやって信じるの?
おかしいとおもわない人の頭がおかしいとしか思えません。

もっとあきれるのは寺院住職でありながら、わざわざ新宗教に勉強に行くという人もいます。
宗派の面汚しだね。多分そこの教団では笑いもの。
先に自分の宗派の宗学やれよ。
あんた、僧侶って何よ?
宗教者じゃないの。

うちの場合は信者レベルでもそういう人は即追放です。
宗教は自由?そうですとも。どうぞなんでも好きにやってください。
だけどもううちには来ないでね。

そういう人は断るのも私の自由ですから。
こういう考え偏狭だと思いますか?
でもほっておくと寺で異教のオルグまでしますよ。いいの?
私はどっかの政治家じゃないけど排除あるのみです。
それが何十年来の信者だろうが、弟子だろうがそれが判れば即やめて頂きます。
宗教的寛容とクソも味噌もなんでもいっしょというのは違うと思います。

昔うちの師匠の寺でも、全く違う教義の宗派で得度してきて一々そこの教義を振りかざして一人前気取りでどうのこうのいうわけわからん年よりがいた。法話の最中にもお構いなし!
だったらもう来なきゃいいのにね。
そう言う判らない人いますね。
一遍グウの音も出ないほどコテンパンに言ってやろうかと思ってたら…ようやく来なくなってしまった。
まあ、それでいいんだけど少々残念でもありました。