金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

Bzのライブに行ってきました

母の体調がここしばらくどうもよくないようだったのですべての遠方の日程をキャンセルしましたが、結果的に何事もなかったので空騒ぎ。
 
それでかねてから言っていたBZのライブだけは東京なのでいくことにしました。BZさんの音楽は広い意味でロックなんでしょうね。
高校生以来です。こういうの。
この経緯は前にもお話しましたがこれはもともと弟子のために買ってあげたCDセットの景品で図らずも当選したものなんです。
私は別にファンじゃないので、行こうかいかまいか…と思ったけど、BZファンから見れば喉から手が出るほどのチケットらしいので、それみすみただのホゴにするのもあまりにもファンにもBZさんにも失礼だと思い行ってきました。
まあ、昆虫好きの私から見れば珍しい昆虫を他人様が殺虫剤かけて殺してしまうのをみすみす見ているようなもんですからね。()

さてそういうことで、いってみたら長蛇の列1500人以上はいましたね。いやはや大変な人です。さすがはBZです。

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いよいよ入場の際に身分照合したら生年月日が弟子のものになっていたらしく止められました。
「もともと弟子のために買ったんだ」と事情を説明したらあっさり認められた。こんなくらいなら弟子に代わってやっても現場で話をすればオーケーだったかも…と思います。
そもそも弟子の名前も書いたはずなのですね。それなのに金払った私の名前で来た。
あとで電話をかけて交渉したら応対した女は「どうしても宛名の人じゃないとこれはいけないなんです!」とか何とか言っていたけど何をぬかしてやがる!バカみたい。

さて始まるまで2時間立ちっぱなし。始まってからも約2時間立ちっぱなし。
おまけに手を振り、拍手をし、雄たけびを上げ髪を振り乱して、大変な熱狂。
まるで江戸末期の「ええじゃないか」を彷彿させます。
今にも天照皇大神宮の御札が天から降らんかばかり?
歌やギターも一流なんでしょうけど、パーカッションの金髪の外人さんもバチ?を操るさまがまるで二刀流の宮本武蔵みたいにすごいですね。

大体3040代の皆さんがほとんどです。
私にちかく見える年かさの人や頭の薄い方、白髪の方もごく少数いらしたようですけど、おそらく本当は私よりずっと若いんだろうね。
実はBzのお二人は私と10歳と違いません。 .
ボーカルの稲葉さんは53歳.顔つやと言い動きと言いとてもそう見えない。若いですねえ。三十代に見えます。精進されているんですね。大したもんです。この人多分五十肩なんかになりそうにないよね。(笑)
ギターの松本さんだって56歳だからあと4年で還暦ですよね。
新曲は20局目だそうで、ニューアルバム「ダイナソー」が出てから初めてのライブ披露だそうです。

まあ、私を昔からよく知っている人に言わせればこういうようなライブに私みたいのが行くのはライブ会場に風呂屋に昔置いてあった「信楽焼の狸」か江戸時代のデカい憎たらしい顔したまねき猫が置いてあるくらい不釣り合いだと思う人がほとんどなのだとは思うですが、・・・。
まあ、何ごとも一興です。
それに最近年の功かだんだん図々しくなって人の目なんかまったく気にならなくなっております。はた迷惑ですが…

私も皆さんと一緒に手ぶり身振りを共にしましたが、拍手するのも皆さんは頭のてっぺんでしていますからね。
そこへ来るとこっちは五重肩の治りかけですから大変です。(笑)
でもやっているうちにダンダンと肩が上がって「あ、こりゃなかなか治療にいいかも?」と思った。
後半になって近所のお父さんらしい年の人を見たらもうくたびれて手は頭まで上げてなかった。なかなかハード!
いや、行ってみてそれなりに楽しいし、よかったけど、エラカッタ。私にしてみりゃこの間登った信貴山の空鉢護法の峰を2往復登るよりかずっとしんどい。
ライブは845分に大熱狂の中に終了して「信楽焼の狸」は命からがらモノレールで返ってきました。
いやなんとも私にとっては一面なかなかの「行場」でしたね!