この思想は神祇講式などに見られる海底にある大日如来の印文の話を思い出させます。
即ち仏法障礙のため日本国に災いをなさんとした魔王を神道を表にして上手くだましたというわけ。
厳密には聖天は歓喜自在天で大自在天の御子神であり、自在天といっても大自在天でも.他化自在天でもないのです、しかるに今、他化自在天として魔王といわれるのが聖天だといいます。これに対して女天は天照大神で十一面観音の化身であるというのです。
極めて中世的発想で面白いですね。
飯縄様の信仰は中世にはやりました。
だから、やはりそのころの方なんでしょうね。
魔界仏界同如理です。