出来るんだけど流れてしまう。着床しないんですね。
「実は前の職場で・・・」
頭のイカレタ上司に目をつけられて可なりひどい目にあったそうです。
そのいかれた人は次の職場にも嫌がらせの電話かけてくるくらいのクレージー。
「その人の呪いとかでは?」
「実はその人そういうことまでするといううわさも・・・」
「いや、違いますね。」
こういうタイプは呪詛なんてできない。
呪詛は怒りをそとには漏らさないようにしないと、これだと怒りまくりでそこの抜けたバケツに水を盛って人に浴びせるようなものですから、こんなではたとえやっても利きません。
少なくとも不妊の原因は違います。
相談に来たのはご主人ですが少年時代のつらい事情がある。
奥さんも形は違うけど同じ。そんなふたりの「つらい」共感がひとつの結びつきになっている。罪悪感もある。(言っておきますがこの人が勝手にそう感じているんで、何も悪くはありません。)
だから家庭に子供が生まれてくることが心底喜べない・・・・というより。不安が高い。
ザックリ言えばトータルで人生を肯定できてない。
「人生はつらいもの」「幸せにはなれない」が答えになっている。
現に奥さんは子供欲しいと言いながら、なぜか不妊治療とても嫌がるそうです。
そこをなんとかしなきゃ。
そういうおはなしにプラスして聖天信仰があるらしいので「訶梨帝母さんも拝んだらいいですよ」とお勧めしておきました。
うちには象頭猪頭の尊天がありますが、猪頭の女天はそうだともいう。
イノシシは多産ですからね。
福徳祈願では幸福をきっとたくさん産んでくれますね。
妻沼の聖天様に行くと左右に大黒、訶梨帝母がお祀りしてあったと記憶しています。
大黒天は大自在天で男天の本地。
訶梨帝母は歓喜女で女天の本地なんでしょうね。たぶん。