今朝は裏鬼門除け、鬼子母神と十羅刹女
「訶梨帝母供」一座と法楽としてこちらは最勝王経第二十二「諸天夜叉護持品」を読みました。
訶梨帝母(鬼子母神)は三井寺でも最も重要な天部です。
智証大師のお生まれになった金蔵寺は日本で一番最初に訶梨帝母が現れたと言います。
訶梨帝母に裏鬼門よけとは不思議に思うかもしれませんが、七星如意輪曼荼羅では訶梨帝母は一種の星宿神的な存在として扱われていて、厄除け。方位よけと言った性格を具備すると考えられています。
また節分星祭に日蓮宗などの鬼子母神を祈る寺では「福は内、鬼は内」と言って豆をまきます。
善なる鬼に今後1年守ってもらうために呼ぶ意味があるのでしょう。