金剛宮から帰ったら今度はお狐様のいる狐仙堂へ。占術の大家、東海林先生に教わったところです。アンバサダーから徒歩で行けます。
私の旅の目的はここ。執筆中「荼吉尼天」の本からみの取材です。
このビルの6Fが狐仙堂です。
松江先生が立っているのが狐仙堂の入口です。
松江先生は今回、狐仙様のことは中国語がわからない無能な私に代わって色々下調べしてくれました。ユーチューブでは狐仙様を仏教徒が拝んでいいのかという質問があり。僧侶が拝んでいいのだと言っている画像があるらしい。その人は若いころお姿も見たそうです。
東海林先生のお師匠様は道士だけど狐仙様は「陰廟」(早く言えば淫祠邪教)なのでいってはいけないというそうです。
日本でも荼吉尼天信仰は良くないという神官。僧侶もいるようなもので色々だね。
狐仙堂の中は赤い空間。
観光ガイドにも一切ないので、さすがに日本人は誰も来ないみたい。
私や東海林先生みたいなもの好きな方は別ですけど・・・
狐仙様は「狐仙様」と言わず「大仙様」と言わないといけないとか。直接お参りしないと代参は不可だそうです。さらに台湾では生年月日、住所、名前、願意皆口にしないといけません・ここも同じ。
このお方が狐仙様。奥には千手観音様。本地みたいな関係の様。必ず拝みます。
こららは授与品。この銀座のマダム風の方が狐仙様。
お狐様の大盛り
お供えの紙のお花。
「狐仙堂にいくのはいいがあまり余計な買い物はするなよ」と霊狐さんから釘さされていましたが・・・この御狐さんだけとてもかわいいので買ってきました。霊狐さんお許しあれ。
未の刻に拝めという。
未は伝教大師の六天講式にも未は荼吉尼天の十二支ですから…やはり亜流の荼枳尼さん信仰かな。
虎爺様 ここでは桃花運の神さまらしい。お姿は虎そのもの。
こちらは何でもかなうということでしたが、水商売や結婚運で訪れる人が多いらしいです。まあ。台湾のお稲荷さんですね。
占いもしているそうです。この日はお母さんに連れられた子供が4人くらいお参りに来てました。
夜の西門。夜は松江先生のお知り合いがこちらで御馳走してくれました。
この紅楼は旧日本領時代の遺構。今は文化的な催しや売店がならびます。
明日は台中の巻です。