金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

七曜陵逼と空亡寡宿について

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七曜陵逼というのは角宿(火) 亢宿(水) 氐宿(木) 房宿(金) 心宿(土)

尾宿(日) 箕宿(月) 斗宿(火) 女宿(水) 虚宿(木) 危宿(金) 室宿(土)

壁宿(日) 奎宿(月) 婁宿(火) 胃宿(水) 昴宿(木) 畢宿(金) ̪觜宿(土)

参宿(日) 井宿(月) 鬼宿(火) 柳宿(水) 星宿(木) 張宿(金) 翼宿(土)

軫宿(日)の組み合わせです。

この生まれは結婚は難しいですが実はこれらの人はかなり優秀で能力的にも大変器用で男女両性を内包しております。つまり伴侶の要らない星の組み合わせです。

 

六甲寡宿というのは生日の干支から出る空亡ごとに分けられています。

甲子日から癸酉日の生まれ 戌亥空亡で危室壁奎婁が寡宿

甲戌日から癸未日の生まれ 申酉空亡で胃昴畢が寡宿 

甲申日から癸巳日の生まれ 午未空亡で井鬼柳星張が寡宿

甲午日から癸卯日の生まれ 辰巳空亡で翼角亢が寡宿

甲辰日から癸丑日の生まれ 寅卯空亡で氐房心尾箕が寡宿

甲寅日から癸日の生まれ  子丑空亡で斗女虚が寡宿

こちらはこれと言ってよい特徴はうたわれては無く伴を絶する命といわれます。

 

これらでも結婚している人はおりますが、知る限りではよく悪くもお互いの世界を持ち、干渉を嫌い、お互いがあるいは余り関心を持っていないなど通途の夫婦らしい感じではないようです。

陵逼はお互いの曜日が同じならこの難はなくなります。寡宿はそういう抜け道はないですね。