西陣聖天・御住職様から聖天法に関する大変貴重な古文書のコピーを頂きました。
忙しいのでじっくりまだ読んではいませんが、このなかには七曜陵逼を転じる真言もあるとか。
大変に興味深いですね。
七曜陵逼というのは密教占星術で二十七宿と七曜の組み合わせの悪いものをいいます。
最長27日間続く。吉凶逆転するが悪いほうがずっと多い。六害宿などの特殊な凶星もでてくる。宿曜経ではこれを強く忌む。
故にこの間は遠方に出るなどを忌みます。
難爾計湿天説支輪経(法賢勅訳) などは宿曜系経典ですが、難爾計湿天とはナンディケーイシュヴァラで歓喜自在天のことと読めます。
以空さんの「窺誓伝」にも諸宿曜は皆歓喜天の御眷属と言います。
星との関係は深そうです。
明日は福猫稲荷祭り。年末からこっち星祭もあったし忙しくて休まる暇がない。
明日終ったらじっくり少し時間かけて読みたいものです。
御住職に感謝です。合掌。