金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

住吉明神

住吉明神さんは中学時代入っていた神道系の新宗教「生長の家」の主祭神が住吉さん。

宗教と言うより神仏や霊に興味があった変な子供でしたので、親の勧めでなく自分で新宗教にはいる子供と言うのがそもそも異常な話だよね。

もう昔から変な子供でしたから。

小学校はミッション系でした。聖書の授業は好きで神様も仏さまも同じ人だと思っていた。そんな下地があったので宗教には抵抗はなく、神仏がいるのは当然だと思っていた。

 ほかにも妖怪?みたいな妙なもの観たりしたけどそういうのは、だれでも普通に見ることあるもんだと思っていました。

 

生長の家の総裁谷口雅春先生の「生命の実相」全40巻

万教帰一が教えの柱で大体諸宗教のアウトラインはこの本で学習しました。

色々な宗教の基礎知識を教えてくれたこの本には今でも感謝しています。

その後、高校時代、密教に転向して今日に至っていますが、・・・当時原宿にあった生長の家本部には何か西洋チックな神様の白いお像があったけど後で知りましたがあれが住吉大神さんだったとのこと。

 

まあ一応住吉明神は老人の姿ということに描かれることが多いようです。

 寿老人みたいなのが一般的。

ご縁と言えば私の父母は一時大阪の住吉にいた。

どんなとこだろうといってみた。

太鼓橋渡って明るく広い境内、奥には大きな楠木。

そのふもとに祀る楠珺社のハッタツ猫を毎月送ってもらうことにしました。

楠珺社自体は住吉の末社、ウカノミタマノミコトでお稲荷さんの様です。

帰りには駅前のカレーの美味しい昭和チックな店によって食事した記憶がある。

 http://www.sumiyoshitaisha.net/

 

仔猫48匹で中猫に変えてくれるらしい、四十八辰(始終発達)で中猫三匹で大猫に変えてくれる。

だから大猫になるのに12年かかるわけです。

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ま、私的には仔猫が可愛いので換えませんけど。

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この尊像は住吉明神さん。天扇と台座がなかったので補いました。

本当は住吉大神って底筒男 中筒男 表筒男の三人の海神様ですが一体に表す表現。あるいは塩土の大神とも言う。

チャズ先生に聞いたら関西では、住吉、三輪、熊野が開運御三家とか。

熊野様はお祭りしています。

三輪様はうちにはないけど古材の大国さまのお姿で上願寺さんに奉安されています。

  

習合時代のご 真言はアベイバンソワカ

これって阿弥陀、薬師、大日で三殿までの御本地仏でしょうね。

一体で表すときの本地は聖観音とききます。

 龍宮の大神様ですから仏教では沙伽羅竜王に匹敵しますね。