金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

亀田興毅さん、いじめ苦しむ子に伝えたいこと 


亀田さんは立派だと思う。

いじめられてきたから人をいじめて元を取ろうとするそんな気持ちのある人間は多い。

いじめる奴は弱い奴だ。

自分がいじめられてきた気持ちを解消したくて今度は自分が人をいじめる。

そうでないと自分が壊れそうになる。

負の連鎖を担うそういうちっさい奴だ。

卑怯な奴ほど弱い。

簡単に壊れる。

強い奴はいじめる必要なんかない。

強さを皆が知るからだ。

亀田さんは自分の経験からいじめられてる人の側に立つ。

ボクシングやって強くなれと言う。

人を殴れと言う意味ではないだろうが、もしも殴られれば一撃必倒くらいのことはしろしめさねばならない。

 

私もなぐられたら、とりあえずその倍ぶんなぐれという。

黙っていては相手が味を占めるからだ。

腕力で叶わなくてもなんとしても仕返ししろと言う。

そうでないといじめはやまない。そういうものだ。

私も不当な目に合えば必ずそうしてきた。やったことの代償は必ず払って頂く。

右の頬をうたれたら左も出すなど冗談ではない。

ましてやいじめられてる子にそんな馬鹿なことは絶対に言わない。

 

多くの場合、強烈な反撃にあえば痛い目にあってまで人をいじめる利益はいじめる側にはないからだ。暴力で負けても手出しすれば痛い目に合うということを相手に徹底して教えるのだ。

 

この亀田さんのありかたには喧嘩両成敗だとかウソぶいていういじめに極力触れたくない逃げ腰のクズ教師などとは比較にならない。

子供の世界は一種の無法地帯なのだ。

そういう現実から目をそらそうとする教育者は既にもう教育者ではない。

ただの物教えであって師ですらない。

まあ、腕扱きのベテラン教師でもない限り学校の教師などにいじめの解決など期待するだけ無駄だと思う。