問題があると人は皆そこで止まってしまう。
時間も空間もそこをピン止めにして回る。
そういう心の働きが起きてくる。
それじゃ問題解決できません。
そこをスルーする祈りをします。
スルーする祈りはこの問題を終わって次に行く祈りです。
この次に行くというのが大事で、解決に集中しすぎて次のページがめくれない人結構いますね。
ふつう問題が起きれば解決に集中するのは当然、しかし祈りは少し違うのです。
軽くページをめくる気持ちでいけばもっともっと簡単なことかもしれませんよ。
祈りで大事なことは問題自体に集中するより問題が終わったレベルにアクセスすることです。
つまりスルーする祈りです。
例えば人間関係で嫌な目に合うといじめる相手といじめられる私というとらえ方になる。
それを何とかしたいというんだけど、いじめる人といじめられる人という構図を前提にしていてはいい結果はない。
人生ドラマは其の配役で進んで行ってしまいますから。
その考えではしまいには「相手を調伏してください」みたいな感じになる。
相手じゃなく状況を調伏する。
そこのところをスルーしましょう。
祈りの中で人生ドラマのシナリオから敵役をなくせばいいわけです。