皆さんもコロナでお取り寄せをせめてもの楽しみとして楽しんでいらっやるかも知れませんが、・・・聖天様は浴油の前には自分がお好きなものをお取り寄せになる。
聖天供してる人なら皆知っている。
下は伊矢野先生お手製の歓喜団。
伊矢野先生の御師匠様で善光寺大勧進の貫主もされた石塚慈侊大僧正が浅草寺の清水谷大恭順大僧正から伝授受けた製法で伊矢野師がつくられたもの。拝みながら作る如法の歓喜団で阿娑縛抄にもみえる。
初座はこちら。
奈良県の方からお菓子の奉納。
この方祈願寺へは「無地熨斗」とよくご存じでいらっしゃる。さすが古都のお方です。
不祝儀 白黒の懸け紙で頂いたものは尊天にはあげられない。
どんなに素晴らしいものでももう処分するしかないのです。(´;ω;`)ウゥゥ
開けてびっくり、下り藤の紋所!七辻屋の饅頭ではなく、こいつは萬萬堂さんの伏兎饅頭なのダ。
これは歓喜団と並ぶ歓喜天の好物です。しかもレアものだ。
関東だと萬萬堂さんの伏兎は日本橋の奈良県アンテナショップでて手に入るのがせいぜいです。
伏兎(ブト)とは月に住む兎さんのこと。金烏玉兎の玉兎のこと。
ですからこのお饅頭は半月形なのです。
勿論人が食べてもおいしいよ。