金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

今の日本は危機管理はできません。

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日本は命令というのができない。

だから究極危機管理はできない国なのだ。

 

有体に言えば国の体をなしていない。

憲法の条文もそのまま素直に読めば国防すら禁止している。

加えて最も影響するのは「国家権力の命令は有害だ」と長く教え込まれた日教組の左巻き教育のお陰だ。

それはよその国にとっては実に都合がいい。

 

日本国民が政府と戦う伝家の宝刀は日本国憲法。

アメリカさんが作ってくれた庶民の味方、無敵の武器だ。

だから何かというと市民団体は自由と権利の侵害で憲法違反として行政を訴えることを考える。

だがアメリカの都合で来るものは実際すべて強制だ。その分、国家に決定権がないようにできている。

日本は居住なき植民地だ。

アメリカのそれは速やかに論議なく布達される。

だから日本にも大統領はいるのだ。

宗主国のアメリカ大統領がそれだ。

だがアメリカ大統領は路上飲みやめろとまでは言わない。

 

ツインタワーのテロ以来、アメリカの指示「テロとの戦い」でで駅からほとんどのゴミ箱が消えて久しい。そういうことはすぐにやる。

郵政民営化もそうだ。

 

外国の圧力に弱い。オリンピック開催もそうだ。

江戸幕府と変わらない。明治政府以降は諸外国と拮抗して結局第二次大戦でコテンパンにやられた。

ホロコーストは世界中で非難するが原爆投下や帝都大空襲は意見まちまちだ。

世界の悪者のイメージを色濃く落としている国、日本。 

日本人自体がどこかで一番そう思っている。

それはすべて政府のしたこと。国民は悪くない。

そういうことにならないよう政府は国民に強制をしては駄目だ。

この考えの行き着く先は究極、危機管理ができない国になり果てた。

国民みんながわがままな幼児のような国だ。

自分勝手なことは止めずにいて、早く何とかせよという。

できない政府が無能だというだけだ。無論そういうこともあろうが・・・

いつもそれで盛り上がって問題の本質をついたように悦に入っている。

愚かなことだ。

問題は常に国民にはないのだ。

 

路上飲酒も取り締まりということはなく、今後も深くさらにコロナは拡大していくに違いない。このままだと1日10万人罹患もただの悪夢ではないと感じる。

都内の 路上飲みはせめて罰金でも科さないとダメだろう。

せめてそこまでしない限り全国規模で緊急事態にしても大して効果はないのでは。