憲法九条は世界の特別天然記念物

解散総選挙が近づいてきました。

横浜駅前である政党さんが憲法九条のことで「国家の安全が個人の自由に優先されてはならない！」という演説してましたけど…アレ～バカじゃないのかとあきれました。

国家の安全は個人の自由以下だと思うことは、もう国家自体を論じる資格がないよね。

常に個人の自由の方が国のあり方よりも優先されるならそこに国家はないんです。

例えば麻薬、個人の自由が大事なら取り締まるのは駄目でしょ。

「だって麻薬は世の中に害毒が・・・」とかいうんだろうけど、同じだよ。いってること。公共の安全より個人が大事ならそうなる。法律もいらんわな。

国政選挙って言うのはその国家のことを云々する人選ぶんじゃないの？

公共の安全より個人の自由が大事というのはもう政治にすらなりません。

見ればなんとすっかり白髪頭の私より10歳前後年上のおじい様。お婆様と思しき方々が政党のビラ配り。

本当にご苦労様です。心配なんですねえ。

でも、お話を拝聴していますとこの方たちの頭の中は国家は戦争したいんだ。

日本の政府はアメリカと組んで戦争しようとしているんだということしかないみたいに思います。それを本当に心配しているんだね。だからお年を召しても街頭に出てくる。大したもんですが・・・・いっぽうで

思い込みというより洗脳教育どこかで受けてきたの？おじいちゃん。

としか思えない。それとも敗戦のトラウマ？

現代の日本が侵略戦争してどういう得があるんでしょう。そんな国が国際社会で生きていけますか？

第一に日本の国土さえも外国人に簡単に売ってしまうようなバカな事を許している国が、どうして他国の領土が欲しいなんて考えるの？

北海道行ってごらんなさい。大変な面積がもう外人のものになっています。

孫が戦場に送られるのよ！とご心配のお婆様。

頭の中、第二次大戦で止まっているの？

そのあとの日本の世の中の動きをなあんにも見てこなかったんですか？

何かというと日本はアメリカと組んで侵略戦争・・・ってこの発想は、世界の要人は本当は宇宙から来た侵略者なのよ。それが証拠に・・・というオモシロ前提ありきの考えと大して変わらないと思うのです。

同朋を大切に、先祖が守ってきた国をこれからも守っていこうというのは

当然だという私は右翼で戦争したい奴なんでしょうか？

いやいや、そういうお考えも大いに結構。

むしろ望むところです。

でも、どう悪く言われようと彼らのようにだけはなりたくありません。

憲法九条。自国民に国際紛争になったら生存権はないとたからかに謳う世界に稀なぶっ飛び憲法。

これによって踏みにじられているのは個人の自由なんて生易しいもんじゃない。日本人の生存する権利なのです。

だから自分は闘わないでアメリカに守ってもらうの？それ、異常な考えですね。

ローマ帝国ではあるまいし、自らが国防を措いて外国人を傭兵をたよりににしていた国は生き残りません。

逆にそこに支配される。現にそうなってるよね。

或いは「もう世の中に戦争なんてないんだ」というお考え。

なら交戦権もへちまもそんなもの憲法にうたわなくて取り払えばいいでしょうよ。

九条を守りたい皆さん。九条ある限り、永遠に日本にアメリカの基地はなくならないですよ。アメリカのドル箱なんだから。

しかも今度はその基地があるから北朝鮮に狙われるんだと言い出す始末。「どこまで身勝手なんだ。日本人。」アメリカから見ればそう思われても仕方ないね。向こうは日本を守ってやってるが建前ですから。

是非ともこういう九条を世界遺産に登録したいというお方がいたらしいけど、いやいや、こんなものが遺物になるならいいけど遺産になんかになっちゃ大迷惑です。

でも珍しさから言えば世界の特別天然記念物でもいいのでは？