金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

大丈夫か?日本の教育。

最近じゃもうあまり驚かなくなっちゃったんですかね。
この間ゲームをしている子供にご飯だからやめなさいと言ったら、刺されて殺されちゃった親御さんがいましたよね。
なんて悲しいのしょう。
なんて酷い話なんでしょう!
おそらくこの子が生まれた時はこの親御さんは幸せをかみしめて喜んだでしょうに…。
当の少年はおそらく、自分がどうなるかしか他に心配はないんではないんじゃないのかな?考えたくはないけどそう思います。
酷い推察でしょうか。
でも正直そう思う。
なぜなら日本にそういう恩愛を説く教育がまるで無いからです。

日本に人間教育はあるの?

知育はありますよね。高校生が青い光でハエの細胞が破壊されるとまで解明している。
たしたものです。

だけど道徳ってないんですね。この高校生なんか人間になっていない。
熊や虎より危ないね。ケモノ以下。
まだ、虎や熊の方がずっと好感が持てる。こういう人は罰しても死罪にしても意味ない。
心のフリークスです。肝心なものが欠けて育った。
そういうブチ切れやすい要素はあっても、おそらく先天性じゃないところが悲しい。
こんなのは少年刑務所なんかで治るもんかと思う。

思うに、赤い学校の先生方が「道徳って儒教だろ。そんなの思想教育だ」とか、ぬかして一方で「赤い教え」を摺り込んできたからですね。
赤い教えは被害者の教え。
常に「自分は被害者ではないか?搾取されてはいないか?」という摺りこみの教え。
そんなことばかりいっている。
だからまともな人間になっていない。人間教育がない。
表面上はいいこと言ってるんだけど至ってエゴイズム。だって被害者だから常に悪いのは社会や政府や周囲なんだね。
その路線がズーット続いています。
長幼の序もへちまもない。父母への尊敬の想いもない。弱者へのいたわりもない。正しきもなければ義もない。

道徳は必要。
宗教教育も必要。儒教でも仏教でも道教でもキリスト教でも神道でもそういうものを選択制で教育しないと駄目だと思いますね。四書五経まではどうか知らないけど、そういうものが必要。
しかも少年の素読が大事です。
声にだしてこそ脳に残る。

そもそもマルクスレーニン主義は「食わせろ~」の思想。
王様が贅沢三昧で庶民がドンドン餓死しているなんて国じゃ役立つかもね。
でも、お題目通りに資本主義の頂点から転換した国なんてないね。
中国も旧ソ連もそうだったでしょ。
皆、貧苦にあえぎ、国家がめちゃくちゃだと社会主義革命。
これは一つの有効手段。過渡的にはね。
でも為政者が贅沢三昧で国民が餓死してたのはルーマニアチャウシェスク政権や北の将軍様の国でしょ。どっちも共産主義国家です。
いきつくさきはいっしょ。最後は人間のいかなるかの人格の問題。
ナンとか主義の問題じゃない。
皮肉だね。
今の中国だって一日10トンもものを運んでシャワーも浴びれない若者が沢山いる。共産党のエライ人に出すお酒を落として割ってしまってハンマーで殴られ廃人になった若者。警察も取り合わないそうです。
今や清朝と大して変わらないね。
今の中国では王様はいないけどお金のある人が偉い人です。

衣食足りて礼節を知るとはいうものの、どこまでも食わせろじゃ獣レベルの教育じゃないですか。それは教育とは言えないです。
「動物じゃやないんだから。」と言って処分された先生がいたけど。
とんでもない。やめてよ。動物に失礼です。
この先生が処分される理由なんか微塵もないね。
生徒様はお客様。子供様様。そんな教育してれば日本は滅ぶ。
どんな人間にも下座行は体験的に必要なんです。

教大師は衣食の中に道心なしと看破されました。