人はおおきなお金を持つと傲慢になりやすい。とかくほかの人を見下して金で人を動かせると誤解する者すらいる。
またそうした誤解を生み出すようにお金があればこびへつらう人も多くあらわれる。
だが彼らが関心があるのはあくまでお金でその人ではない。
いくら大事にされてもそれは自分ではなくお金が大事にされているのだ。
世の中はそうしたものだ。良いも悪いもないが見誤らぬことだ。
この前お会いした和歌山のS先生の話でもう一つ、とても大事な話だと思うこと。
それは「金を求めず、人の縁を求める」ということ。
金がいくらあってもそれで周りに集まる人の縁はほんものではないんだね。
金でできた人間関係は金とともに消える。
ところが根底に人との強いきずながあれば訳が違う。
人のきずなはお金になるわけでないが、金で買えるものではない。
そして最後の最後、その人の人生の本当の力になるのは人の縁だけだ。
お金はつかえばなくなるだけ。
金がなくなれば幻の人間関係は同時に消えるだけだ。
とはいえ、お金も実際とっても大事だが、お金さえあれば間違いだ。
人を大事にすることは自分を真実活かす道だ。
幸いお金があったなら人を活かす使い方もすることだ。なくてもないなりにできることは必ずあると思います。
そう使うことができるならそのお金は使っても真実の宝に代わる。