民俗宗教の秘法を習う上で強い味方は今はなきニホンオオカミ。
日本の動物霊界では一番強い。
霊獣を除けば大概の四つ足や悪霊はかなわない。
眷属狼をとても怖がる。
霊の障礙に日常的な悩むのならオオカミの式は知らなくても
狼を眷属とする三峯や宝登山、青梅の御嶽などによくお参りするといいと思う。
ただし、狼や犬は人の正邪を即座に見抜く。
だからこれらの神への真摯な信仰心がないなら行っても無駄だ。
この狼の霊とは単純に死んだ狼のことをいうのではない。日本人が狼に持っていた信仰の習合無意識が具現化したものだと思う。
以前にも話したが蒼龍院が馬鹿でかい犬のようなものが見える人に出会って不思議に思ってその人にその話をしたら三峯参りのひとだったそうだ。
真摯にお参りすれば常に身辺を守ってくれる。
今は亡き名古屋の心霊研究家の宇佐美景堂先生も三峯の眷属はすごい奴らで三峯信仰の家で盗みでもしようものならどこまでもおいかけて行くと著書で書いていたと思う。
普通の飼い犬も死ぬと玄関にある方法で埋めればその家をずっと番犬として守る。
そういう術もある。
私は狐系なので眷属さんがちょっと馴染まないかも知れないが。